• 週末を利用して四国の山々を歩いています。

■大山・お花畑の中、一の沢を登る@鳥取県

■大山(弥山) 1709m

■2021年6月6日 日曜日 曇りのち晴れ

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※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)

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登山口8:20 分岐8:25 沢ルート 登山道に合流9:55 昼食11:20 出発11:45 弥山山頂12:20 出発12:45 分岐14:40 登山口14:45

■歩行時間 約6時間30分(昼食・撮影含む)

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以前から一度は登ってみたいと思っていた大山一の沢へ行く箏にしました。坂出某所に集合しアカリプタさんの運転で大山へ・・・途中、蒜山SAからの大山、薄曇りでスッキリと見えません・・・梅雨なので仕方無いかな・・・

坂出某所から、わずか二時間で登山口に到着、私のモタモタ運転ではもう少し掛かった事でしょう^^;広くなっている場所に駐車しエントツ山さんを先頭に出発・・・・

エントツ山さんによると本日登るルートは崩壊している尾根の左側を登るとの事・・・危なそうだけど大丈夫なのかな?

ここから入り、しばらくはセメント道の登りが続きます・・これが地味にキツイ

5分ほどで道が二又になり、右(沢ルート)へ進みます。下山時には左側へ下りて来るそうです。

コンクリート道が終わると、歩きにくい砂利道へ入って行きます。早速、ダイセンクワガタやホソバノヤマハハコが雑草のごとく咲いていてなかなか進めません・・・・・

四国では見る事が出来ないタニウツギ

ダイセンクワガタ・・・この付近のは終盤

足場が悪い沢の中を歩いたり沢の淵を歩いたりと標高をかせいで行きます

先導されるエントツ山さんの前方に、荒々しい稜線が見えて来ました。この風景を見るとテンションが上がります

こんな堤防を越えて行きます。一ヶ所、私達の腕力では登れない堤防があり、エントツ山さんが細引きを出して下さり助かりました。

堤防を越え、上へ上へと登って行きます・・・・

どんどん傾斜がきつくなり歩きやすい場所を探して登って行きます。

この付近まで登って来るといたるところにアカモノの群生が見えて来ました。Keitannさんとアカリプタさんが地面に張り付いて撮影しています・・・・・この付近、足を滑らすと一気に振り出しに戻りそうな場所・・慎重に慎重に・・・

アカモノ

アカモノとレンゲツツジ

ビッシリと咲いています・・・・

足場が悪い沢から離れ登山道と合流しました・・・ヤマボウシも満開・・・

Keitannさんの前に見える赤いハンカチが沢ルートへ下りる為の目印だそうです・・・・

目の前に見えている岩が「タケノコ岩」と呼ばれている岩ですが、この形を見る事が出来るのも、あと数年かも・・・・それ位、大山の崩壊のスピードは早く、歩いている今も、所々で岩が崩れて転がっています・・・・

正規?の登山道に合流したので歩き安くなるかな?と思っていたところ木々が生い茂り決して歩き安い道とは言い難いです。それでも、今まで登っていた沢に比べると足場も良く、格段に安心して歩ける道となりました。

カノコソウ

こちらはシモツケ・・・後、二週間もすれば一面ピンク色に染まるのでしょうか・・・・・

足場が良い!と言っても、こんな場所を歩いているのでバランスを崩すと、一気に滑落します・・・・

タケノコ岩が近づいてきました・・・・

この付近まで登ると、お目当てのイワカガミの群生です・・・

ダイセンキスミレの咲き残りも・・・・・

アカモノに替わりツガザクラも・・・・

背景を入れて写したいのですが・・・・難しい~

ダイセンクワガタも元気です

いつの間にか青空が広がってきました・・・・

イワカガミ

ツガザクラとイワカガミ・・・想像以上のお花畑になかなか足が進みません・・・

大絶景を眺めながらの昼食・・・・何よりのご馳走ですね

昼食後、山頂を目指します・・・頑張って登って来られるKeitannさん!高度感が半端ないですね・・・このルート、直登なので平らな場所がほとんどありません(^^;

ツガザクラに良く似た小さな白い花が見えます・・・コメバツガザクラ・・・ツガザクラと良く似ていますが、葉っぱが違います。岩場に咲く高山植物だそうです・・・・もしかするとアルプスで見たかも・・・・

もうすぐザレ場の最上部です・・・・・

奥に剣が峰 1729mが見えます・・・写真を拡大すると二人立たれているのが見えます

突然目の前に見た事がある風景が飛び込んで来ました

所説?によるとここから先は、山頂付近のダイセンキャラボクの保護の踏み込んではいけないとか・・・どうしようか?と思いましたが踏み跡が山頂まで続いていたので山頂へ向かいました。勿論、ダイセンキャラボクを避けた踏み跡です

新しくなった山頂小屋・・・

道標の位置も変わっていました・・・・本日のメンバーで記念撮影・・・登山者が多い山では誰かに写してもらえるのが嬉しいですね

三角点ピークから剣が峰に続く稜線・・・・

諦めていた山頂を踏む事が出来、大満足で山頂を後にします

後は滑落しないように慎重に下りて行きます・・・・

まるでアルプスのような風景・・・・

尖っているのは烏ヶ山・・・まだ未踏の山なので近いうちに登らなくては・・・

ますますクッキリと見えるようになりました

この風景もそろそろ見納めかな・・・・・

直登だった分、下山も激下りです・・・途中で小休止しましたが、足場が悪く、踏ん張ったままの休憩です・・・途中、見晴らしの良い場所から、先日登った、三平山から毛無山への山並みが見えました。登った山を眺めるというのは感慨深いものですね・・・・

樹林の中、木につかまりながら下りると・・・・

やっとコンクリート道へ降り立ちました

ヤブデマリに見送られ後はのんびりと駐車地点まで戻るだけです・・・

私達には珍しく三時前には駐車地点まで戻って来ました。今は無きワンワンさんが大好きだったルートを歩く事が出来、大満足の一日になりました。案内頂いたエントツ山さん、ご一緒頂いた、アカリプタさんKeitannさん、ありがとうございました。このルート、距離は往復5km弱ですが最初から最後まで急登が続くルートです。あくまでも正規の登山ルートでは無いので自己責任でお願いします・・・・以前歩いた三の沢のレポート → 2015年6月7日に歩いた三の沢

 


コメント一覧

返信2021年8月25日 12:20 PM

摩耶山さん歩25/

息をのみますねー! 沢山の堰堤 ウオッチーズで数えると8個でしたっ! ザラザラの急斜面。 すごいな、、みなさんの 意欲に感心しました。 なかでも エントツ山さんは 私目とおないどし。 お若い、気力溢れておられますね。 reikoさん keitanさん  アカリブタサン すごいー! (o^―^o) 私はreikoさんのレポ参考に 夏山登山道と ユートピアコースを歩けました。 また行きたいです。

    返信2021年8月29日 5:04 PM

    reiko24/

    コメント、ありがとうございます 堰堤、8個もありましたか・・・ 数えて下さって、ありがとうございます 良い仲間に恵まれ私は皆さんに付いて行くだけです 本当に仲間に恵まれています 大山夏山登山道とユートピアコースを歩かれたのですね 特にユートピアコースは大変だったでしょう レポート楽しみに拝見させて頂きます

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