• 週末を利用して四国の山々を歩いています。

■シャクナゲ満開!津志嶽@徳島県

■津志嶽 1493.5m 秋葉山 1110.3m

■2021年5月22日 土曜日 曇りのち晴れ

△久藪・三等三角点 △白井・三等三角点

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※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)

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久藪阿弥陀堂出発8:15 車道最終地点8:30 石鉄大権現(大休止)8:55 出発9:10 秋葉山との鞍部10:05 秋葉山10:10 秋葉山との鞍部10:20 津子嶽神社(小休止)10:25  出発10:50 鉄塔11:15 シャクナゲ群生地11:20 山頂(昼食)13:10 出発13:50 鉄塔14:50 石鉄山奥の院14:55 鉄塔15:15 秋葉山との鞍部15:45 津子嶽神社16:30 車道最終地点16:55

■歩行時間 約8時間30分(昼食・撮影含む)

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そろそろシャクナゲが咲いているかも・・・・と思い15年振りに津志嶽へ行く事にしました。R438沿いの「石鉄山」と書かれた赤い鳥居をくぐり久藪集落へ向かいます。クネクネ道を登って行くと眼下に雲海?と山間の集落が見えたので車を停め撮影・・・梅雨の合間の風景も趣があります。

久藪阿弥陀堂が見えて来ました。ここに駐車させて頂き出発準備をしていると、徳島ナンバーの車と香川ナンバーの車が到着され一気に賑やかになりました。やっぱりシャクナゲの季節は人気の山のようです・・・・

車道を15分ほど歩くと車道終点。ここは車の回転場になっており「駐車禁止」の文字が書かれています。この日は残念な事に一台駐車されていました・・・・・ルールは守って欲しいものです。

この案内板から登山道へ入ります・・・・

モノレールの線路に沿ってしばらく進むと「阿波狸発祥地」の案内板・・・「阿波狸合戦(あわたぬきがっせん)」は、江戸時代末期の阿波国(現・徳島県)で起きたとされる狸たちの戦争話で有名です。ジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」のモデルになったと言われています。そういえば徳島銘菓「金長まんじゅう」にも狸の絵が載っていたような気がします。

中を覗くと、かわいい狸さんが三匹、ファミリーかな?

水車が見えて来ました・・・・

更に進むと小さな滝・・・・この山、サンショウウオが生息する事でも有名な山なので自然豊かな水が豊富という事のようです。

登山口から30分弱で、石鉄大権現・・・鳥居をくぐると釣鐘があり一瞬、神社?お寺?と思いましたが神仏習合の名残でしょうか・・・

ドウダンツツジ

尖っている山は八面山だそうです。あまり印象に残ってない山ですが、縦走すると楽しそうな山です。

マルミノヤマゴボウ

ナント、オオヤマレンゲが咲いていて大喜びしました。

さすが「森の貴婦人」と呼ばれるだけあり気品がありますね

15年前に登った時に、鮮明に覚えていた「天空の雫」・・・枯れたのか?残念ながら「雫」は落ちていません・・・・

石鉄大権現を過ぎると立派な石積みが残されています。農作物わ作っていた名残でしょうか・・・・

石積みが途切れると、危なそうな木製の橋を渡る事となります。以前は丈夫な手すりもあり、特に危険と思わなかった橋ですが、今では、手すりは無くなり(ロープのみ)足元の木は盛り上がり少し気を使う場所でした。橋を渡ると、いよいよ長い長い植林の登りとなります。

いたるところにミズタビラコが咲いていましたが、ここのは全て白花・・・

植林の中を黙々登り・・・・・

10:05 やっと稜線に着きました。秋葉山まで10分、津志嶽まで1時間50分と書かれています。

とりあえず秋葉山へ・・・・10分と書かれていましたが5分程で着きました。秋葉神社があったそうですが特に何もありませんでした。

久藪・三等三角点

分岐まで戻り津志嶽山頂方面へ進みます。木製の津子嶽神社の鳥居をくぐり津子嶽神社へ・・・

ここにも狸「お夏たぬき霊」と彫られています。

質素な神社・・・・

後へ回ると祠が祀られています。ここで小休止です・・・・

気持ちの良い自然林の中を進みます・・・・少しだけ足場が悪い場所もありますが慎重に進めば大丈夫です。

11:15 鉄塔通過・・・・ここを過ぎると、いよいよシャクナゲ群生地です。

シャクナゲ・・・どうやら一番良い時に来たようです

嬉し過ぎて、登ったり下ったり、大喜びでしばし撮影タイムです。

何枚も写したのですが、出来はイマイチ(^^;

後の緑とのコラボがなんともいえません・・・・

どこまでも続くシャクナゲロードに興奮が止まりません

森林管理署の案内板・・・ここのシャクナゲは「ホンシャクナゲ」との事です。

四国森林管理局のサイトにわかりやすい地図があったので拝借しました。

素晴らし過ぎてため息が出ます・・・・

倒木の上にかわいいキノコ

ヘリポート用地・・・今では木が生い茂りヘリポートにはなりませんね(^^;

シャクナゲの絨毯

ブナの大木

ブナ林が続きます・・・・・

木々の間から吉野川が見えます

ヤマグルマの花

最後の急登・・・・・

ツクバネウツギ

黒笠山方面・・・・

ミヤマザクラ

津志嶽山頂と白井・三等三角点 寄り道ばかりした為、山頂まで4時間近く掛かってしまいましたが、なんとか到着・・・ここで昼食です。

清楚なミヤマザクラ

昼食後、下山です・・・・・咲き残ったミツバツツジ

急斜面を慎重に下山されるピオーネさん

登る時に気になっていた「石鉄山奥の院」へ寄り道

ロープが張られた足場が悪い道を慎重に進みます

眼下には駐車した久藪阿弥陀堂が見えています。ハンパ無い高度感に足がすくみます・・・・

ナント岩場から飯野山が見えました・・・・・手前は高越山?

ちょっとしたクサリを登ると石鉄山奥の院の祠

全貌が上手く写って無かったので、つるぎ町が撮影した写真をお借りしました・・・・石堂山の御塔石と同じく立派な石です。現在は木が茂り少しうっとうしくなっています。

なんとか無事に奥の院まで行く事が出来、一安心・・・・後はひたすら下り16:50登山口まで下りて来ました。

15年前に登った時は、長い植林の道のイメージしかありませんでしたが今回登ってみて、稜線の自然林の素晴らしさを再認識しました。幽玄深山という言葉がピッタリの山でした。大横から登るルートもあるようですが、こちらのルートは足場が悪く累積標高差2000m越えの厳しいルートだとか・・・・今日登った久藪ルートも標高差1000m越えの歩き堪えのある山でした。アカリプタさん、Keitannさん、ピオーネさん、同行頂きありがとうございました。10年分位のシャクナゲを堪能~

 

 

 

 

 

 


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