• 週末を利用して四国の山々を歩いています。

■金見山・大谷山・おまけの箕浦・三等三角点@愛媛県・香川県

■2020年12月26日 土曜日 晴れ

 

※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)

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登山口8:15 生木の地蔵8:25 作業道入口8:35 龍王神社への分岐8:50 龍王神社9:00 龍王神社への分岐9:05 県境9:40 阿讃山脈縦走路10:00 金見山(小休止)10:10 出発10:25 木峰10:35 切山越10:50 天狗森11:00 唐谷山11:20 唐谷峠11:35 かんかん石12:00 大谷山(昼食)12:20 出発12:40 箕浦・三等三角点13:10 大谷山13:50 唐谷峠14:15 愛宕山(切山・四等三角点)14:40 駐車地点15:30

■歩行時間 約7時間(小休止・昼食含む)

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2012年6月に五郷地区から大谷山まで歩いた時に気になっていた金見山・・・今日は趣向を変えて四国中央市から歩く事にしました。大野原の某所で集合しピオーネさんの車でアーチ式ダムで有名な豊稔池ダムを過ぎ唐谷峠を越え四国中央市へ入ります。龍王の目玉と彫られた石柱がある場所に駐車し出発です。ここは以前「切山分教場」があった場所との事

周辺には見所が沢山ありそうです・・・・

歴史上は壇ノ浦で滅んだとされる平家一門、ここ切山地区では違った安徳帝の運命が語り継がれていました。悲運の幼帝・安徳帝を壇ノ浦で難を逃れた5人の平家武将がより安全な地へ移す為に約半年間隠れ住んだ里がこの切山地区だとされいています。周囲から隔絶され、秘境と呼ぶに相応しい狭小な土地。外部から見知らぬ人物が侵入すれば即発覚します。切山地区を訪れると平家がこの土地を選択した理由がわかります・・・・

国指定重要文化財「真鍋家住宅」が見えています

まずは「生木の地蔵」へ・・・生き木地蔵は昔、切山の山中を訪れた弘法大師が自作の像を立てましたが、洪水により流されましたので、生きた木(鹿子〈カゴ〉の木)に彫ったと伝えられています。その姿は弘法大師そのもの。拝めば耳の病気が治り、願い事を叶えて下さるという事で、古来より霊験あらたかなお地蔵様として多くの方々に祈願されています。静かな林の中、生きた木に息づいているようなお地蔵様。その前に立つと、思わず両手を合わせてしまいそうな清らかな空気を感じます。病気治癒への眼に見えないパワーが宿っているのでしょう。弘法大師の彫った像はその後、鹿子の木が枯れて像の腐食が進んだため初代の像(現在は二代目の像が直ぐ傍に彫られています)は近くのお堂の中で保存されています。現在の二代目の像は、隣の鹿子の木に讃岐の仏師・凡海氏(ぼんかい、本名 荻田文昭氏)が彫られています。LINEトラベル案内文より引用

閑静な山里の道を進んで行きます

案内板が設置されているので迷う事はありません

カゴの木に彫られた「生木の地蔵」が見えて来ました。手前は「初代の像」が祀られています。

精巧に彫られた弘法大師像・・・木はまだ生きていることから「生木地蔵」と呼ばれるそうです。

元来た道を引き返し作業道から入って行きます

約15分ほどで「龍王神社」への分岐、時間はたっぷりあるので立寄る事にしました。

分岐から約10分で「龍王神社」

分岐まで引き返し更に進んで行くと、手前に赤星、後ろに二ツ岳が見えてきました。どちらも薄っすらと白くなっています

眼下には四国中央市の街並み・・・今日は風は無いようですね

古い道標に「金見山→」と彫られています。この辺りは結構作業道が何本かあり道標が無いと迷いそうになる場所です。ここからやっと山道になります。

道標から五分程歩くと「四国中央市」と書かれた県境杭?の場所に出ました。左方面には直登出来るような踏み跡、目の前にはしっかりとしたトラバース道、どちらからでも山頂へ行けそうですが、ここはトラバース道へ・・・・

いっこうに標高が上がらず、この道で合っているの?と思いながら突き当りまで進むと・・・・

やっと「阿讃山脈縦走路」の案内板がありました。ここからは尾根に沿って歩けば良いだけ・・・しかしほとんど登った感が無いうちに「阿讃山脈縦走路」に出るとは、なんて「楽」なルート

藪っぽい防火帯を登っていると、今日初めて単独の男性にお会いしました、お聞きすると「曼陀峠から大谷山まで行って引き返されているところ」との事・・・・やはり縦走路ともなると歩かれている人がいますね。

防火帯を登り切ると・・・・

金見山 596m 山頂です。山頂には「田野々・二等三角点」ここで小休止・・・天気も良くポカポカ陽気・・先週の雪山とは大違いです(^^;

小休止後、次のピークへ向かいます。唐谷峠までは三つのピークを越える事となります。

一旦下って、この防火帯を登り切ると・・・・

木峰(きむね)

木峰から下り次のピークを目指します・・途中、四国中央市のエントツが見えます

鞍部まで下ると「切山越」

笹に埋もれ「田野々へ下る」と書かれた道標がありました。どうも愛媛県から香川県へ抜ける道だったようです。香川県側は植林地なので踏み跡がバッチリありますが愛媛県側は藪になり今は歩かれてないようです。

切山越を過ぎたピークが「天狗森」

唐谷山へ向かっていると、大谷山への登山道が見えてきました。唐谷峠は近そうです・・・・・

唐谷山・・・・特に展望は無いので先を急ぎます

唐谷山から下っていると「観音寺の山の会」の人たちにお会いしました。曼陀峠-余木崎を交互縦走されているとか・・・車の配車を考えなくても良いので、羨ましい限りです。

朝、通過した「唐谷峠」へ出ました・・通行人を見守るお地蔵様

唐谷峠から「大谷山遊歩道」と彫られた立派な石碑から遊歩道?へ入る・・・・・

「古代太政官道」と書かれた地図が貼られていました。太政官道とはお役人が通る公式ルートで、公用で国府等へ出張するときに通る道の事・・・・この地図には「南海道田野々越えの径」と書かれています。柞田駅から田野々地区を通り唐谷峠を通って伊予の国に入るルートだったようです。思わぬところに歴史ロマンのきっかけになるものがありました。

県道9号線と大谷山山頂

石で出来た立派な第二テーブルを過ぎると「かんかん石」への分岐があったので寄り道・・・・ 

五分ほどで「かんかん石(火成岩)」と書かれた案内板

「かんかん石」と書かれていたので、てっきり「サヌカイト」の事だと思っていましたが、火成岩とはマグマが冷えて固まった岩石の事でした。

分岐まで戻り、大谷山山頂を目指します。ここにも立派な石の階段

大谷山 507m 山頂に着きました。

山頂からは荘内半島が見えました。二週連続、荘内半島が見える山に登っていたという事になります・・・・ここで昼食

昼食も終わりまったりしていると「観音寺の山の会」の人達が登って来られたので、次の目的地へ向かう事にしました。金見山→大谷山だけでは物足りない?ので「箕浦・三等三角点」まで足を延ばす事にしました。地図を見ると緩やかな等高線なので、楽勝かな?と思っていたところ・・・・・結構な激下りです。木につかまらないと滑りそうな斜面です。斜面が落ち着くと次はシダの海・・・・・

この日は若干刈り込んで下さっていたので少しはマシでしたが、夏場は到底進めそうにないほどのシダです。こんなビニール紐も出てきました。これは私有地なので入ってはダメ?という印?

箕浦・三等三角点

ここのキティさんプレートはアクリル板じゃない・・・珍しい

山頂より約30分で箕浦山?「箕浦・三等三角点」に着きました。久しぶりの〇米さんのプレート

三角点の周囲には「龍王山神」「七面龍王」の石碑がありました。雨が少ない香川県にとって「龍王」は水を司る水神様なのでいたるところに祀られてます。

またシダの海を泳ぎ、次は激登りし(地形図と違うやん)大谷山まで戻って来ました。雲辺寺が目の前に見えます。今年から休業した雲辺寺スキー場が寂しそう・・・・・

こちらは金見山からのゴツゴツした稜線

唐谷峠まで下りて来ました。ここからは車道歩きです・・・・ヤシャブシが間近に見えます。

ゴンズイの赤が無機質な冬の風景に華を添えます

本日ラストの目的地、愛宕山へも立寄ります・・・・

途中、矢筈山・烏帽子山でしょうか真っ白に輝く徳島の山々

石鉄山(石鎚?)大山神と彫られた石碑

本日、三つ目の三角点「切山・四等三角点」

桜の季節に来たら良い場所との事・・・・ここで今年最後?のモグモグタイム・・・・

15:30 駐車地点まで戻って来ました。今日は山・峠・三角点・歴史・・・・と盛沢山の楽しい一日となりました。ご一緒頂いたKeitannさん、ピオーネさん、お世話になりました。特に「箕浦・三等三角点」は私一人では撤退していたと思います。来年も宜しくお願いします。こんなに龍王様を見たら山仲間のグランマ啓子さんじゃないけど気になります・・・・


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