• 週末を利用して四国の山々を歩いています。

■秋近し・・・中尾山・赤帽子山@徳島県

■2024年9月4日 水曜日 晴れ時々曇り

△中尾山・三等三角点 △赤帽子山・三等三角点

※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)15:00

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グラススキー場 9:55  登山口 10:20 中尾山(小休止) 11:15/11:45 赤帽子山(大休止) 13:25/14:05 中尾山展望台跡 15:20 登山口 15:40 グラススキー場 16:05

■歩行時間 約6時間(大休止含む)

■平面距離  8.8km 累計高度(+) 621m  累計高度(-) 619m

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のろのろ台風10号もやっと去り晴れ間が戻ってきた・・・・さてどこへ行こう・・瓶ヶ森林道は通行止め(寒風茶屋までは通行可)なので、たまには徳島方面へ・・・久しぶりに中尾山(なこやま)から赤帽子へ行こうかな?ここはアプローチが便利なうえ、歩行時間も手頃で大展望を満喫出来るハズ・・・このルート2010年10月に一度歩いているので楽勝かな?と思っていましたが、これが大きな間違いでした(^^;6:00 某所に集合し出発、R193を走り脇町へ・・・R492へ入り楽々登山口、と思っていましたが途中「山腹崩壊・落石の為通行止め」との事、しかし「迂回路有り」との事だったので仕方なく迂回路へ・・・・さて、どんな道なんだろう?と少し不安でしたが、道幅は狭いものの舗装され、なんとか走れる道でした。山の中腹を走る道「ポツンと一軒家」とまではいきませんが、所々集落があり集落の人達の生活道のようです。途中見晴らしの良い場所があったので車を停め撮影・・・・・

所々、集落が見えます・・・これは「ポツンと一軒家」では無いなぁ~

目の前にひと際目立つ山が見えました・・・・どうやら半平山のようです。徳島県の分県に掲載されている山なので気にはなっていますが、まだ未踏の山です・・・・・皆さんのレポートを拝見すると、歩けないほどでは無いけど歩かれる人が減り荒れ気味の道だとか・・・・最新の分県からは削除されていました

山の中のクネクネ道を一時間弱走り、やっと元のR438へ出ました・・・・

奥には剣山が見えています・・・・この方向から見る剣山、久しぶりです

美味しそうな栗・・・・・

穴吹川の清流と栗

小屋平、川上地区に掛かる橋・・・・ここで間違いに気が付けば良かったのですが・・・・

登山口である中尾山グラススキー場は手前の小屋平、寺内地区から県道260号線へ入らないといけないのを見落として、どんどん奥へ行き見ノ越の手前まで行ってしまいました・・・行き過ぎているなぁ~と思っていたところ「中山高原キャンプ場」の案内板があったので進むと、落石の多い林道・・・この道、通れるの?二人で「登山者以外、こんな道走らないよね」と言いながらも、なんとかキャンプ場に到着!ヤレヤレです(^^;

林道沿に咲いていたマルミノヤマゴボウ

なんとか中尾山キャンプ場に到着・・・・・・

ゲンノショウコ

14年前はアスレチック広場側から登りましたが今回はグラススキー場側から登ります・・・アスレチック広場側からの道は消滅?

赤帽子山へ4kmと書かれています・・・・

グラススキー場の横を登って行きます・・・・これが地味にキツイ

ハギの花に・・・・

ススキ・・・すっかり秋の風景

ここから山道へ入ります・・・・・

数分で、こんな道標が見えてきました。湿原?前回、来た時、湿原なんてあったかなぁ~(前回のレポートを見ると、あったけど立寄せなかったみたいです)今日は、時間もあるので行って見る事にしました

コフウロがひっそりと咲いていました

木道の跡があるので、この辺りが湿原だったようです・・・・今では、すっかり見る影も無く痛々しい状況でした。いったい、どんな植物が生息していたのでしょうか・・・・

湿原を囲むように遊歩道が付けられていますが、作業道が横切ったりと少しだけ歩きにくい箇所でした。中尾山山頂へはケルンを目印に進むようになっていました。GPSがあれば問題無しです・・・・

中尾山山頂・・・・「なかおやま」と書いて「なこやま」俗称?と読むそうです・・・・

キティさんの山頂表示板、キレイな状態で残っていました

中尾山・三等三角点

少し離れた場所にも山頂表示板

水分休憩後、赤帽子山へ・・・・・

中尾山までは、いたるところにこの道標があるのですが、反って紛らわしいように思いました・・・道標が設置された頃は樹木も多くステキな森だったのでしょう・・・・

鹿害が酷く、どこでも歩ける状態なので、この案内板があるとホッとします

展望台跡・・・・14年前には東屋がありました

カノツメソウ?

中尾山から少し下り赤帽子山へ登って行きます・・・・・・ブナの大木が現れ始めました・・・

自然に戻る大木・・・・・

先日の台風の影響?ブナの実が沢山落ちていました・・・・

この季節、鹿が食べないトリカブトの花位あるだろうと思っていたところ、花はありましたが葉っぱがありません・・・トリカブトの葉っぱも食べた?という事?

オトギリソウの仲間・・・・・

足元に笹が出てきました・・・・・・もうすぐ森林限界を抜けそうです

森林限界を抜けるとシコクウロが咲いています・・・花はあまり期待してなかったので嬉しい~

タカネオトギリソウ・・・・・この付近の花は鹿害の影響で全てミニチュアサイズで寂しい限りです(^^;

山頂手前に「赤帽子山・三等三角点」

ツリガネニンジン・・・・これもミニチュアサイズ

白骨林?

赤帽子山山頂到着です・・・・残念ながら剣山の上には雲が掛かっています

北側は青空が広がっています・・・・・

まだまだ夏の空ですが、心地よい風が吹き、涼しい・・・・虫も居なくて、まるで天国のようです

剣山・・・・

あまりにの気持ち良さに、ついつい長居してしまいましたが、そろそろ下山です・・・

とろろ昆布のようなサルオガセ

中尾山かな?

快調に下りグラススキー場まで下りてきました・・・

期待通り大展望の山頂でした・・・・まだまだ歩くと汗をかきますが、吹く風は爽やか・・・酷暑の終わりが見えたような一日でした。帰りは迂回路を走りたくないので神山経由石井町ルートで帰宅、登るより車に乗っている時間が長い一日となりました。次回からは下調べを入念に行いたいと思います。思い込みは、いかんですね(^^;

 

 

 


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