行者小屋から稜線へ出るには「地蔵尾根」と「文三郎尾根」がありますが「地蔵尾根」は鎖場や階段が多く急峻なルートと聞き軟弱な私は赤岳山頂寄りの「文三郎尾根」から登る事にしました(結果的には正解でした)・・・・まずは樹林の中を進みます・・・・
阿弥陀岳への分岐・・・後から聞いた話では、ここから阿弥陀岳方面へ登り「中岳のコル」から赤岳方面へ進む方が歩き安いとか・・・・
階段が現れました・・・階段にはマムートのマーク、マムートが寄付したのかも・・・・
コケモモ・・・・
上を見上げると・・・・先が見えない階段が続きます…辛い(^^;
振り返ると・・・・行者小屋が、はるか下に見え・・・一気に登った感たっぷりです
関東甲信地方は本日が梅雨明けでした・・・・この青空、期待大です♪本日宿泊予定の「赤岳展望荘」が見えています・・あそこまで行くのね
見えているのは「横岳」「大同心」「小同心」でしょうか・・・・・奥に「硫黄岳」・・「大同心」「小同心」は一般登山道からは外れロッククライミングエリアだそうです・・・・・怖~っ!
四国では貴重なゴゼンタチバナも、ここでは普通に咲いています
キバナシャクナゲ
回りは岩・岩・岩・・・・
振り返ると北アルプスが一望出来ました・・・・この風景を見ると厳しい登りも頑張れます・・・
もう少しで「文三郎尾根分岐」
文三郎尾根入口から約1時間10分、やっと文三郎尾根分岐に着きました・・・・とりあえず急登は終了・・・勿論、小休止
あまりにも展望が良かったので、パロラマで撮影・・・・赤岳から続く稜線
阿弥陀岳へ続く稜線・・・奥は北アルプス
中岳方面へ向かわれる登山者
ヘルメットの着用率、高いです・・・・
いよいよ赤岳山頂を目指します・・・・ここからは高山植物のオンパレード、まずは「コバノコゴメグサ」
「ミヤマキンバイ」
「ヤツガタケキスミレ」
「コマクサ」群生でした・・・・
「ミヤマダイコンソウ」・・・・この日、一番多く咲いていた花
「タカネツメクサ」
「ハクサンイチゲ」思っていた以上の種類の多さに感激しっぱなしです・・・・
鎖が設置されているので私でも登る事が出来ました・・・・
キレット分岐・・・・岩場が苦手な私・・・キレットと聞くだけで足がすくみます^^;
もうすぐ山頂かな?
「チシマギキョウ」
「頂上はあと少しガンバレ」と彫られたレリーフ・・・・励まされます、ありがとう~
手掛かり足掛かりがあるので、意外と登りやすい・・・・
トウヤクリンドウ?
麓の町が見えます・・・・
写真で見ると、凄い岩場ですが、登りやすい・・・・・
「ミヤマオダマキ」ボケました(^^;
「タカネヒゴタイ」?
「チョウノスケソウ」咲き始め・・・・「チョウノスケソウ」を見たのは千枚岳以来、二度目なので大喜びしました
富士山が見えてきました・・・・
下山される登山者・・・・
「イワベンケイ」・・・山野草はやっぱり岩場が大好きなようですね。思っていた以上の山野草に大興奮しました
このハシゴを登り切ると・・・・・
赤岳 2899m 到着です!後ろに富士山・・・・
赤岳・一等三角点
御嶽山・乗鞍岳・北アルプスが一望出来ます・・・・
ここで20℃って、下界は35℃越え?
ミヤマダイコンソウと行者小屋
「ハクサンチドリ」?葉っぱを写しそびれました(^^;
本日宿泊予定の赤岳展望荘・・・・あそこまで下るのね・・・キツそう^^;
赤石頂上山荘・・・・・
赤岳山頂を振り返る・・・・・
ミヤマダイコンソウ・・・・・
赤岳展望荘では荷揚げで大忙し・・・・・何度も荷揚げしていました・・・・・
チョウノスケソウの蕾・・・咲くと見応えがありそう・・・・
15:00 赤岳展望荘着
個室が多く、ゆったりと泊まる事が出来ます・・・
赤岳展望荘から見た赤岳
最低気温 8.7℃・・・ダウンまでは不要だけどフリースを持って来て正解
夕食・・・・コロナ前はバイキング&五右衛門風呂があったそうですが、今はパックに入っています。山菜ごはん・鶏の足・ミネストローネ・・・美味しかった・・・展望荘も八ヶ岳山荘と同じ系列なのでコーヒー飲み放題です。
夕食後から風が出てきて外へ出るのも躊躇・・・・談話室の窓越しに夕日を撮影・・・あんなに天気が良かったのに、曇り空になり美しい夕日は望めませんでした・・・・・明日、風が収まりますように・・・・
※赤岳展望荘(朝・夕食付) 一人 14,000円