※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)
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瀬場登山口 7:45 木橋(小休止) 8:40 渡渉地点 9:15 稜線分岐 11:05 東赤石山山頂(昼食) 11:45/12:35 八巻山 13:20 赤石山荘 14:00 二本橋 14:45 木橋 16:15 瀬場登山口 15:10
■歩行時間 約9時間30分(昼食・小休止含む)
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遠征訓練の為、二年振りに東赤石へ・・・・毎年登っていた東赤石なのになぜか二年も訪れていませんでした・・はたして登れるかな?瀬場登山口に着くと二台しか駐車されていません・・・花の端境期だからかな?程なく高知ナンバーの車が到着され、ほぼ同時間に出発~オトメシャジンの絵が描かれたトイレも私同様くたびれて来たなぁ~(^^;7:45出発・・・帰宅後、分県ガイドを見ると「筏津」がスタート地点になっているので筏津から登る人の方が多いようです
暑いので、極力ゆっくりペースで歩く・・・と、言ってもゆっくりペースでしか歩けませんが・・・(^^;前を歩かれているのは高知からの登山者・・・抜きつ抜かれつで歩きました。
筏津との分岐を通過・・・・・
渇水の為か、チョロチョロとしか水は出ていません・・・・
二年前に登った時は、崩れかかっていた橋は修復され安全に歩けるようになっていました・・・
瀬場谷出会、以前は一本橋と言われていた場所、現在は「木橋」と書かれていました。ここで小休止・・・・
小休止後、東瀬場谷ルート方面へ・・・・前後して歩かれていた高知からの登山者の方は山荘方面へ向かわれました。
渡渉点まで来るとヤマツツジがまたキレイに咲いています・・・・
やはり水は少なめです・・・・・
渡渉後はしばらく植林の中の登りとなります・・・ここで三名のパーティとお会いしました。その中のお一人は長靴にウクライナ色のウェアーです。勿論、さきに行って頂きます・・・・
植林が終わり、やっと自然林の登りとなりました。
見上げると真っ青な空・・・・・
タカネバラやフジイバラが咲いていないかな?と思いながら登りましたが、全く見当たりません・・・・今年は少ないと聞いていましたが、全く無いとは、がっかりです(^^;鹿の食害が酷いと聞いていましたが確かに笹は全滅、見るも無残な風景に激変しています。
全く花が無いので撮影という休憩も出来ず、心が折れそうになりながら休み休み登ります・・・11時、やっとトラバース道へ出ました
トラバース道で咲き残りのタカネバラを発見!なんとか見る事が出来て良かったです
タカネバラから主役はシコクキボウシへ・・・・・
ここから、まだひと登り・・・・
やっと展望が開けて来ました・・・・石鎚が見えます
これも咲き残りのフジイバラ、キバナノコマノツメやシライトソウもありましたが、どちらも終盤でした。
ここまで来ると山頂はあと少し・・・・・
岩の間からイワキンバイ
新居浜の街が見えます・・・・
八巻山へ続く稜線・・・尖っているのが前赤石
山頂標識が新しくなっていました
新居浜沖の大島もクッキリと見えます
三角点広場に着くと、皆さん、どこから登って来たの?と思うほど沢山の登山者が寛がれていました
大気の状態が不安定?なのか雲の動きが早く、笠雲らしい雲が出ています・・・
次々と変化する雲の形が面白くて、ついつい長居してしまいました
赤石・三等三角点
権現越から二ツ岳へ続く稜線・・・・・
一時間近くのんびり過ごし・・・・・私達も八巻山へ向かう事にしました
コウスユキソウ
岩場が似合うイワキンバイ
定番のゴリラ岩・・・・八巻山への岩場歩きは日陰も無く暑いだろうと覚悟していましたが、丁度、雲が掛かりポツポツと雨が降ってきました。カッパを着るほどの雨では無いので逆にラッキーです。この付近で、朝、お会いした高知からのパーティとすれ違いました。
タカネバラ、やっぱり終盤です
八巻山に到着しました・・・・・
山頂表示の後に見えるのは東赤石山頂です・・・・・・小休止後、赤石山荘へ下ります。二年前はガスの中、山荘への下り道がわからず少し危ない場所を強引に下ったのですが、今日は登山道もハッキリしていたので迷う事無く、すんなり下り口を見つける事が出来ました。前回、私が下った方面は通行止めのロープが張られていました(^^;
クロソヨゴ
イヨノミツバイワガサ
シコクギボウシ
ユキワリソウ終盤・・・・・
咲き残ったキバナノコマノツメ
何の問題も無く、バランスが絶妙なオカメ岩まで下って来ました。
ホソバシュロソウと一輪のみ見つけたオトメシャジン
降ったり止んだりと微妙な天候でしたが、青空が広がって来ました・・・・
赤石山荘が近くなりました
岩場歩きも終了です・・・・・
シモツケ
主が居なくなった赤石山荘・・・・どことなく寂しそうです
ここでオオヤマレンゲを見た事が無い!という方から声を掛けられ、お教えしたところ、終盤にもかかわらず喜んで頂けました。
赤石山荘から八巻山を見上げる・・・・随分、樹木が増えたような気がしました
さぁ~長い長い下りです・・・・・しかし笹が無残な状態に・・・あまりにも激変してしまった風景に絶句しました
山荘側の登山道、安森さんが修繕しなくなり、南アルプス並みにワイルドになっていました。雨の日は滑りそうな橋に足を滑らせたら谷底へまっしぐらのような道・・・・以前は二本橋がかかっていたこの渡渉点には、こんな危なそうな橋が掛けられていました(^^;
渡渉点で休憩・・・・・・
アワモリショウマ
滑らないように慎重に歩き17:00、なんとか登山口まで戻って来ました。次回登る時は山荘側から登り東瀬場谷ルートを下りた方が少しでも安全かな?と思いました。今回もやっぱり歩行時間9時間!何度登ってもタフな山です・・・・
富郷ダムの周りはネムの花が満開・・・・しかしこんなに水が無いとは真夏が心配です